おいらはサラリーマンなので、税金は会社任せにしておけばいいのだが
今年は由あって確定申告を行って払いすぎた税金をわずかではあるけども
取り返さねばならない。
しかし、日本のサラリーマンの税金というのはとりあえず先に取るだけ
取られておいて、後からお上に返してもらうというシステムだ。これは
戦後の混乱期に税収を安定させるためにとられた処置だそうだが、今と
なってみればなんとも変な制度ではある。
ということで申告なのだが、国税庁のホームページにいけば用紙が手に
入るとのことなのでアクセスしてみる。オンラインで申告するe-Tax
なる制度があるらしく、国税庁のポスターには「簡単」と書いてあるが
事前に申込が必要で、その後の手続きも国税庁が言うほど簡単ではない
と某ブログに書いてあるのでこれはやめ。
調べてみると「確定申告等情報」から必要な書類が手に入るということ
なので、ここから手続きすることにするのだが、どこのリンクから入っ
ていいのやらよわからない。20分ほど色々やってみて、ようやく該当の
手続きに入ることができた。
この先も大変かと思いきや、ここからはWebフォームに必要事項と源泉
徴収表の数字を入れていけばいいので意外にもスイスイ進む。全ての
手続きが終わると申告用の用紙にちゃんと計算された金額の入った
PDFファイルがダウンロードできる、これはなかなかよくできている。
プリントアウトして後は税務署に提出するだけど思いきや、還付金を
受取る銀行名を「東京三菱UFJ銀行」と書いていることに気づく。一応
銀行のサイトで確認するも正式には「三菱東京UFJ銀行」くそっ。
まあ、税務署の窓口で言えばなんとかなるかもしれないが、なんか
スッキリしないので、もう1回書類を作り直すことにする。さすがに慣れ
ると5分ほどで作成完了、インクジェットプリンタでプリントアウトする時間
のほうがはるかにかかったが、無事書類完成。後は提出するだけだ。
それにしても、国税庁のWebフォームがこんなによくできているのが
わかっただけでもいい勉強になった。訳のわからん公共事業よりも
こういうことに税金はちゃんと使うべきだね。
いつものようにバスケだったのだが、体育館に入るとびっくり。隣の
コートでは老若男女の数人が輪になって、直径が子供の背丈くらい
あるボールを使ってバレーボールのようにトスをしている、なんじゃ
これは??
ボールには「KIN-BALL」と書いてある、どうもそういうスポーツの
ようだ。そのうちゲームが始まったのだが、コートにはブラック、
グレー、ピンクの3色のビブを着た選手が4人ずつ、計12人でやるよう
である。
このキンボール。詳しいルールはこちらで見てもらうとして、とり
あえず頭脳と体力を使うなかなか激しそうなスポーツのようだ。そし
て、大きな玉を使うという斬新さと一度に3チームが競技できるという
のが、既存の球技になかった新しさだと思う。
普通スポーツとして行われている球技は個人対個人または団体対団体
というように敵と味方でしか競技するものしか存在しないので、こう
いうスポーツがこれからのスポーツになっていくのかもしれない。
いずれにせよ、キンボールのトップクラスの試合を是非見てみたい
ものだ。
そして、おいらが最近モノの見方でおかしいと思ったのが、例の納豆
ダイエットの騒動だ。公共の電波を国から独占的に使用できる権利を
持っている放送事業者が実際に計測もしていない数値を堂々と放送
することは許しがたい行為である。
マスコミの非難の矛先は同業である関西テレビやそのキー局である
フジテレビに向かうのだが、果たして放送局だけが悪いのだろうか?
今回の件は少なからず視聴者の見方にも問題があると思う。
この番組が放送された次の日曜、おいらは納豆が買いたくて夕方に
スーパーに行ったのだが、いつもある納豆がなかったのだ。当初は
たまたまこの日だけスーパーがちゃんと仕入れていなかったのだと
思ったのだが、この事件が発覚した時にこの番組が納豆が手に入ら
なかった原因だったということを知ったのである。
おいらが危惧しているのは、そこまでテレビの番組を鵜呑みにして
いることがものすごく怖かったのだ。おいらはそこまでテレビという
ものが信頼できるものだと思えないからだ。
例えばテレビのニュースでよくやる半導体工場の製造工程。実際の
製造工程を見せるとトップシークレットである歩留まりがわかって
しまうため、多くがダミーを使っているという。またよくテレビに
出てくる北朝鮮の核開発施設の映像は20年近く前のもので、今はあん
なものは実際には使っていないという。
つまり、テレビなんて所詮ハリボテにすぎないのに、見るほうがそう
いうことを忘れてしまって、テレビが人間生活の全てになってはいな
いだろうか?
先日とあるケーブルテレビの番組の収録に行ってきたが、テレビの
現場は通常の生活では考えれらない明るい照明が被写体にあてられる。
つまりテレビは通常カメラでは撮れないモノを無理に見せているに
過ぎない。視聴者はそういうことをもっと認識せねばいけないだろう。
今回もモノの見方に関する話だが、身近な話題である。
おいらが去年テレビを見ていて不快になったことがある。それは意外
にも「熱闘甲子園」だ。
この番組、言わずと知れた高校球児にスポットライトをあててその
素顔を紹介する番組であるのだが、おいらの親族がいた京都代表の
福知山成美高校は準々決勝まで進みながら、この番組で取り上げら
れることはほとんどなかったのだ。
敗者が必ず取り上げられるというという訳でもなく、2回目出場の私立
高校で、他の高校と比べても目立ったことがなかったというのもあって
とりあげにくかったのかもしれないが、つまりは甲子園に出てもこの
ような扱いを受けた高校が他にもあるということだろう。
京都は昨年の甲子園準優勝校がいたのでマスコミ的にはその高校が甲子
園に進むのを前提に取材が進められていたことが容易に想像される。
もし彼らが甲子園に出ていたらこんな扱いにはならなかったはずだ。
おいらがこんなことを思うのは8年前のセンバツで母校がはじめて甲子園
に行ったときのことがあるからだ。越境入学者ゼロ、どこにでもある
田舎の高校、そして人気球団の監督の母校ということもあり、全ての
マスコミが母校のことを大々的に取り上げたので、甲子園に出るという
ことはこういうものだという認識をもってしまったから、今回の熱闘
甲子園は不快に感じてしまったというのもあるのだろう。
番組を構成する上で誰かにスポットライトを当てなくてはしょうがない
し、スター選手を扱うほうが視聴率もいいのかもしれない。また時間の
短い番組であるというのはわかるのだが、選手の家族や親戚の立場に
なってみると、それなりの成績をおさめた高校やその選手達にはそれ
なりの扱いはしてあげてほしいと思うのではないだろうか。
先日会社でおいらの後に座っているF氏が昼休みにこんな話をしてくれた。
大化の改新の中大兄皇子と中臣鎌足が政治的に横暴を働いた蘇我氏を
滅ぼしたとされているが、実は蘇我氏は天皇に対しては非常に忠誠を尽く
していていたことが最近の研究でわかってきたというTV番組をやってたと
いうのだ。
日本の歴史教育では蘇我氏が悪で天皇が善ということになっていて、我々
も今までそれを疑ったことはなかったが、確かに言われてみれば善悪に
対する客観的な評価などないし、蘇我氏だって彼らなりの思いは何らか
あってもおかしくはない。
しかし、歴史を教科書に収めるためには一次元的な記載をするしかないの
だが、そのためにはその時代の誰かの立場から記述するしかない。そう
なれば主観的な判断にならざるを得ないが、我々はそういうことを意識
させられることなく歴史を学んできたのだ。
そういえば、かつてNHKの大河ドラマで山崎豊子原作の「大河燃ゆ」と
いう作品は太平洋戦争で日米バラバラになってしまった兄弟の物語
だったが、おいらはこの時はじめてアメリカでの太平洋戦争の捉え方
を知った。今思えば土器の種類よりもこういうことを日本の歴史教育
でとりあげるべきではないのだろうか。
現在話題になっている硫黄島の戦いを日米別々の視点で作られた映画
なんかはもっと早くでてくるべきではなかったのかと思う。
モノの見方は色々あるものだと改めて思わされた。
今年のスーパーボウルはインディアナポリス・コルツとシカゴ・
ベアーズという古豪同士の対戦となった。共に1回づつ優勝しているが
コルツは36年ぶり、ベアーズは21年ぶりの出場ということで、かなり
お久しぶりといった感じである。
そして、今回はコルツのトニー・ダンジーとベアーズのロビー・スミス
は共に黒人のヘッドコーチであるが、40回のスーパーボウルの歴史の
中で黒人のヘッドコーチが出場するのははじめてのことで、当然優勝
した方は初めてスーパーボウルを制す黒人ヘッドコーチとなる。
そして始まったスーパーボウルだが、今回はなんと雨。毎年真冬の時期
に開催されるので開催地は温暖な地方かドームスタジアムということも
あり、雨に降られることはほとんどなかった。今回の会場であるマイアミ
でも何度か開催されているが雨に降られたことはない。
雨となればドームのスタジアムの本拠にするコルツよりも屋外のスタジ
アムを本拠にするベアーズ優位と思われていた。それを象徴するかの
ように試合開始のキックオフをベアーズのヘスターがリターンTDする。
しかし、コルツは全く慌てなかった。最強と言われるベアーズディフェ
ンス相手に徹底的にボールをコントロールするオフェンスを披露。
これはQBマニングを中心とする強力オフェンスだけではスーパーボウル
に辿り着けなかった経験によるものだろう。
試合時間60分のうちベアーズ約22分に対してコルツは倍近い38分。これ
ではベアーズが思うように攻撃できず、勝負どころでQBグロースマンは
雨の影響もあってかインターセプトを2つ喫してしまい勝負あり。コルツ
は36年ぶりの栄冠を手にすることになった。
マニング入団以降常にNFLのトップクラスにあったコルツだが、プレー
オフでは辛酸をなめさせ続けられていた。しかし、この負けがあった
からこそ9年目にして栄冠を手にすることができたのだろう。
試合中選手を悩ませた雨も、試合後の表彰セレモニーでは見事な演出
効果をかもし出していた。たまには雨のスーパーも悪くない。
今シーズンのラグビートップリーグはリーグ上位の4チームによる
プレーオフトーナメントを制したチームが優勝チームになるシステム
に変更となった。そして決勝は大方の予想通り東芝とサントリーの
対戦である。
かつて黄金時代を築いたサントリーもここ数年はなかなかタイトルを
獲ることができなかったが、今シーズンから監督に早稲田を3度の大学
王者に導いた清宮監督を迎えて1年で見事に復活を果たして決勝に
駒を進めてきた。
かたや東芝は昨シーズン三冠全てのサービスを獲得し。今年も戦力充実
でリーグ3連覇を目指す。
一月に両チームの地元。味の素スタジアム行われたトップリーグのこの
対戦は天候が雨で観客も多くはなかったのだが、この日は晴天なのも
手伝って会場の秩父宮ラグビー場には満員の観客がつめかけた。
試合は前半7-7で折り返し後半へ。後半はサントリーが2PGで13-7とする。
さらに東芝がシンビンで10分間一人退場して苦しい状況に。しかしドラマ
は最後の最後に待っていた。
ロスタイムに入って東芝がサントリー陣内で攻めるが、サントリーも
必死でディフェンスする。そして、時間的に見て最後のプレー、東芝が
反則でPGを得る。ここでFWが集まりリスタート。
東芝のモットーは立つラグビー。FWが倒れずにとにかく押してボールを
進める、つまりモールだ。言うのは簡単だがモールは体力を消耗して
しまう。試合の後半に早い展開についていけなくなるリスクもある。
しかし、東芝は激しい練習でそれを克服しているのだ。
この日東芝のモールはほとんどうまくいってなかったが、最後の最後に
モールを形成。反則をもらったのが22メートルラインの内側で距離は
あったが、モールでグイグイ押してゴール前に迫る。最後は途中シン
ビンで一時退場していたバツベイが見事にトライ。コンバージョンの
キック成功と同時に試合終了。14-13で東芝勝利、3連覇達成である。
かつて神戸製鋼が7連覇の3連覇目は同じ秩父宮でロスタイムにボールを
つないで劇的トライで大逆転を果たしたが、今回の東芝も同じような
逆転劇だった。東芝も7連覇、いやそれ以上まで伸ばすことができるだ
ろうか?
一方負けた清宮監督はいつものクールな応対とは一転して、目に涙を
浮かべての記者会見だったが、最後に「最高のストーリを完成させま
しょう」この後の日本選手権でのリベンジを誓っていた。
男たちの戦いは続く。
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