先日から徳島で行われていたバスケットボールのアジア選手権は
来年の北京オリンピックの予選を兼ねているのだが、日本は一次
リーグこそ前大会2位のレバノンに快勝するなど3連勝したものの、
2次リーグではカザフスタンと韓国に連敗し準決勝進出を逃した。
この大会は五輪開催国中国を除く最上位の国に五輪出場権が与えら
れ、その下の2国に五輪最終予選への出場権が与えられる。つまり
北京に行くためには最低限でも準決勝に残る必要があった訳だが、
早くも今日その可能性が潰えてしまった。
選手達は本当によく頑張った。ベテランの佐古や折茂は満身創痍の
体にもかかわらずチームを引っ張っていったし、若い川村や桜井と
いったところは成長した姿を見せてくれた。では何故負けてしまっ
たのか?それは選手を北京の舞台に立たせるだけのバックアップ体制
がなかったからに他ならない。
そもそも、このアジア選手権の始まる1週間ほど前に日本バスケッ
トボール協会は昨年の世界選手権の赤字の処分をめぐる評議員会が
評議員のボイコットにより開催できないという異常事態に陥っていた。
選手はこんなこともまともにできない協会の代表として大会に参加
していた訳でこれでいい成績を残せというのは酷な話である。
バスケットボール協会がまともな理事や評議員を選ぶのは当然のこ
とだが、この悔しさをバネに4年後にロンドンへの切符を取りたいの
であれば、やるべきことは。
今秋から始まる日本バスケットボールリーグを解散して、すぐにbj
リーグと合流する。
これしかないだろう。日本リーグもプロ化をめざしている訳だが、
現状のところプロ化に賛同しているのは3チームだけだそうで、しか
もこの中の1チーム、オーエスジーはbjリーグへの移籍を示唆して
いる。今年から看板は変われど、緒戦は実業団スポーツの延長以上
にはならないのだ。かたはbjリーグは今年7チームもの加盟申請が
あったという。
日本のバスケットボールもプロ化を標榜しながら、収益性の問題で
なかなか踏み出せずにいた。しかし、そうこうしているうちに90年
代半ばから実業団チームが相次いで撤退を始め、これに追随するか
のように日本のバスケットボールも衰退の一途をたどった。
同時期にプロ化を成功させ、ワールドカップやオリンピックに出場
することが当たり前となったサッカーとは大きな違いである。
にもかかわらず、新しい日本リーグは企業頼みのリーグでまた不景気
ともなれば同じ悲劇が起こるのはわかっているはずだ。しかも地域
的にも首都圏3チーム、東海3チーム、あとは北海道と大阪という非常
にいびつな構成になっていて、これで日本リーグと名乗ることもどう
かと思えるような内容である。
とにもかくにも日本のサッカーがJリーグが画期的な運営を行い弱か
った日本のサッカーを世界レベルにまで引き上げた訳だが、日本リー
グにそのような斬新さは何も感じられない。ならば地域に根付いて
発展しているbjリーグにはっきりと負けを認めて合流するしか手は
ないだろう。
ロンドンの予選まであと4年。ゆっくりしている時間などない。
Posted by junn at 2007年08月02日 23:48| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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