2007年02月11日

モノの見方 Part1

先日会社でおいらの後に座っているF氏が昼休みにこんな話をしてくれた。
大化の改新の中大兄皇子と中臣鎌足が政治的に横暴を働いた蘇我氏を
滅ぼしたとされているが、実は蘇我氏は天皇に対しては非常に忠誠を尽く
していていたことが最近の研究でわかってきたというTV番組をやってたと
いうのだ。

日本の歴史教育では蘇我氏が悪で天皇が善ということになっていて、我々
も今までそれを疑ったことはなかったが、確かに言われてみれば善悪に
対する客観的な評価などないし、蘇我氏だって彼らなりの思いは何らか
あってもおかしくはない。

しかし、歴史を教科書に収めるためには一次元的な記載をするしかないの
だが、そのためにはその時代の誰かの立場から記述するしかない。そう
なれば主観的な判断にならざるを得ないが、我々はそういうことを意識
させられることなく歴史を学んできたのだ。

そういえば、かつてNHKの大河ドラマで山崎豊子原作の「大河燃ゆ」と
いう作品は太平洋戦争で日米バラバラになってしまった兄弟の物語
だったが、おいらはこの時はじめてアメリカでの太平洋戦争の捉え方
を知った。今思えば土器の種類よりもこういうことを日本の歴史教育
でとりあげるべきではないのだろうか。

現在話題になっている硫黄島の戦いを日米別々の視点で作られた映画
なんかはもっと早くでてくるべきではなかったのかと思う。

モノの見方は色々あるものだと改めて思わされた。

Posted by junn at 2007年02月11日 23:13