今シーズンのラグビートップリーグはリーグ上位の4チームによる
プレーオフトーナメントを制したチームが優勝チームになるシステム
に変更となった。そして決勝は大方の予想通り東芝とサントリーの
対戦である。
かつて黄金時代を築いたサントリーもここ数年はなかなかタイトルを
獲ることができなかったが、今シーズンから監督に早稲田を3度の大学
王者に導いた清宮監督を迎えて1年で見事に復活を果たして決勝に
駒を進めてきた。
かたや東芝は昨シーズン三冠全てのサービスを獲得し。今年も戦力充実
でリーグ3連覇を目指す。
一月に両チームの地元。味の素スタジアム行われたトップリーグのこの
対戦は天候が雨で観客も多くはなかったのだが、この日は晴天なのも
手伝って会場の秩父宮ラグビー場には満員の観客がつめかけた。
試合は前半7-7で折り返し後半へ。後半はサントリーが2PGで13-7とする。
さらに東芝がシンビンで10分間一人退場して苦しい状況に。しかしドラマ
は最後の最後に待っていた。
ロスタイムに入って東芝がサントリー陣内で攻めるが、サントリーも
必死でディフェンスする。そして、時間的に見て最後のプレー、東芝が
反則でPGを得る。ここでFWが集まりリスタート。
東芝のモットーは立つラグビー。FWが倒れずにとにかく押してボールを
進める、つまりモールだ。言うのは簡単だがモールは体力を消耗して
しまう。試合の後半に早い展開についていけなくなるリスクもある。
しかし、東芝は激しい練習でそれを克服しているのだ。
この日東芝のモールはほとんどうまくいってなかったが、最後の最後に
モールを形成。反則をもらったのが22メートルラインの内側で距離は
あったが、モールでグイグイ押してゴール前に迫る。最後は途中シン
ビンで一時退場していたバツベイが見事にトライ。コンバージョンの
キック成功と同時に試合終了。14-13で東芝勝利、3連覇達成である。
かつて神戸製鋼が7連覇の3連覇目は同じ秩父宮でロスタイムにボールを
つないで劇的トライで大逆転を果たしたが、今回の東芝も同じような
逆転劇だった。東芝も7連覇、いやそれ以上まで伸ばすことができるだ
ろうか?
一方負けた清宮監督はいつものクールな応対とは一転して、目に涙を
浮かべての記者会見だったが、最後に「最高のストーリを完成させま
しょう」この後の日本選手権でのリベンジを誓っていた。
男たちの戦いは続く。
Posted by junn at 2007年02月04日 23:53| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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