2006年07月10日

幕引き役

目が覚めたら前半終了間際だった。そのままテレビをつけっぱなしには
していたものの、眠ってしまっていたのだが、次に目が覚めた瞬間テレビ
を見るとジダンがキャプテンマークをはずして退場していく場面に出くわ
した。

彼の果てしなく長いサッカー人生はあとたったの10分で終わるはずだった
のに、なんでこんなことになってしまったんだろう?たった10分我慢でき
なかっただけで彼は歴史的な大舞台で非難されなければならなくなった。

ただ、決して彼が退場したから失点した訳でもなく、PK戦に負けた訳でも
ない。ただフランスが決勝戦で負けてしまったということで彼にあたかも
全ての責任があったかのように見えてしまうのである。

思えば12年前イタリアが決勝戦のPKで敗れた時、最後のキッカーとなって
しまったロベルト・バッジョだけがクローズアップされたが、あの時バッジョ
が決めていても、すでにイタリアは一人はずしていたので、ブラジルの次の
キッカーが決めてしまえばブラジルの勝利だったのだ。

つなり大スターであればあるほど最後の幕引きに担ぎ出されてしまう
運命にあるのだ。試合後のフランスの選手は誰もジダンを責めず、むしろ
今までの活躍に尊敬の念を表していた。今回の退場はその程度の小さな
ものでしかないのである。もしPK戦でフランスが勝っていれば退場のこと
なんかきっと吹っ飛んでいたことだろう。

所詮はPK戦での紙一重の勝敗でしかないのだが、勝つと負けるとでは天と
地との差が開いてしまうように見えてしまう。だから勝つために努力しな
ければいけないのは当然なのだが、負けたからといって全てが否定されて
しまうようなことは絶対ないのだと思う。

Posted by junn at 2006年07月10日 22:55
コメント

そんでもMVPってのがすごいよな

Posted by: J!!! at 2006年07月11日 01:29

まあそうだよな。
ただ、こんなこと日常茶飯事やと思うんだけどな~

Posted by: junn at 2006年07月17日 22:29